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クーリエ・ジャポン

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Text by COURRiER Japon

「EXPAT by COURRiER Japon 海外で暮らしてみたら」は、世界各地に暮らす日本人がリアルな情報を発信するプラットフォームです。5月に掲載された投稿のなかから、注目の記事5本をご紹介します。

「英国=ごはんがまずい」はステレオタイプ?


英国に対して、あまりグルメなイメージがない人も多いかもしれません。しかし、ロンドン在住の八賀千枝さんは「おいしいものだらけ」だといいます。

「サーモンやスモーク鯖など、魚のクオリティも素晴らしく、炊き立てのごはんと一緒にスモーク鯖を楽しむのがマイブームです。日本で慣れ親しんだ味を思い出しながらも、英国ならではの旨みをしっかりと感じられます。お刺身やお寿司については、ロンドンであれば、美味しいレストランや食材店があります。ただ、お値段はやはりかなり覚悟が必要です」

また、意外にも野菜が「驚くほどおいしい」のだとか。

「野菜の味もしっかりしているので、焼くだけ・茹でるだけでも充分に甘みと旨みがあり、素材そのものの力強さを感じます。シンプルに調理しただけで『うん、おいしい!』という言葉が出てくるのは、ちょっとした感動です」

英国は「食べることが好きな人にとっても嬉しい国になってきた」ようです。

投稿を読む ▶︎ 「イギリスってごはん微妙じゃないの?」に答えます——“住んでびっくり、おいしい日常”

米国の夏はBBQ


5月に入り、夏の気配が漂うシカゴはバーベーキューシーズン。現地の様子を河合良子さんが伝えています。

実は、シカゴは世界的に有名なバーベキューグリルメーカー「ウィーバー(Weber)」発祥の地なのだとか。

「ウィーバー直営のレストランもシカゴエリアには数軒あり、自慢のグリルで焼いたステーキやシーフードなどを楽しめる人気店になっています。また、ウィーバーグリルを使って、いかに美味しく食材を焼くかをプロに教えてもらえるグリル教室も、レストランで定期的に開催されています」

そんなシカゴで、河合さん一家は夏になるとほぼ毎週末にBBQをするそうです。そこで欠かせないのが「グリリング・プランク」と呼ばれる木板で、その上に肉や魚、野菜などを載せてのままグリル。その際アルミホイルで包むと焦げずに、綺麗に仕上がるそうです。

「板は使用前にしばらく水に浸しておくのがポイント。板が水分を含むことでグリルする際に蒸し焼き風になり、香りもアップします。我が家では、Ceder(杉)を使ってサーモンとサバを焼くのがお気に入りです。日本酒を合わせたくなるのが困りものですが」

投稿を読む ▶︎シカゴはBBQの聖地!?

カナダの老舗デパート最後のセールの様子は…


カナダ・コキットラム在住の中村愛さんは、同国の老舗デパート「ハドソンズベイ」が店舗の9割を清算したことについて書いています。

「一番面白いと思うのが、こちらでは百貨店の什器まで販売してしまうところでしょうか。ディスプレイ用ハンガーや商品飾り棚、鏡──え? これも売っちゃうの? と何度も確認したくなります。『業務用』『プロ仕様』という言葉が大好きな私は、こういった什器に興味津々。こんな靴の飾り棚を自宅に置いて並べて……などと妄想が止まりません」

一方で、こんな驚きの光景も目にしたようです。

「店舗はゾンビ映画のように荒れ果てたありさま。薄暗く某ブランド品の飾り棚にも飲みかけのコーヒーカップが散乱し、衝撃的でした。歴史ある百貨店でも制服の販売員がいるわけでもないので、値段を聞きたくでも誰が店員で誰が客かまったくわからず。とりあえずレジの内側にいる人がお店の人だろう、と狙いを定めるしかありませんでした」

投稿を読む ▶︎大手百貨店の行方

韓国の祝日


韓国からは、sun chisakoさんが祝日について書いています。「5月は仏教の日に続き、両親の日、先生の日もあり、韓国らしさを感じる」日が続くようです。

「5月5日はこどもの日に加え、仏教の日(부처님 오신 날=仏さまがこられた日)でもあります。これは釈迦の誕生日にあたる日です」

韓国国民の30%がキリスト教、15%が仏教徒といわれているのだとか。仏教の日が近くなると、お寺の近くには提灯が飾られはじめるそうです。

そして、5月8日は「両親の日」。

「韓国で両親へのプレゼントで定番なのが、花束にお札を入れて渡すスタイル。最初はぎょっとして思わず二度見したのですが、これ本物のお金なのです。

お小遣いを兄弟で出し合って、それを花束に装飾することもあれば、お花を添えたボックスに入れて贈るスタイルもあります。お金に対してオープンな韓国らしさ全開のお祝い方法です」

投稿を読む ▶︎5月は韓国っぽい祝日ラッシュ! 仏教の日・両親の日・先生の日とは

言語が理解できなくても、ヨガならできる


スペイン・バレンシアからヨガ事情について、渡邉安莉香さんが紹介しています。

「私が通っているのが、『Bikram yoga(ビクラムヨガ)』。日本では7年ほど通っていました。90分のレッスンで決められた26のポーズをおこないます。世界中にスタジオがあり、まったく同じシステムなのでポーズを身体が覚えてしまえば、言語が違ってもスムーズにレッスンに集中することができます」

異国の地で、最初は言葉に不安があっても、これなら始めやすいかもしれません。

「最初は何か呪文のような意味不明だったスペイン語のダイアログも、だんだんはっきりと理解できるようになってきた今日この頃。YouTubeを見ながら練習することもありましたが、リアルな空間で、リアルな先生の声を聞きながらやるレッスンは集中力もエネルギーも全然違います」

投稿を読む ▶︎Bikram yoga in バレンシア

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